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人のつながり 秋田×アフリカTIME


本企画代表の宮地の話を聞いていると、いつも“人のつながり”を感じます。今回は、あるイベントを開催するに至った“人のつながり”のストーリーを紹介します。(以下宮地)

 

それは、ある9月のことでした。

ケニアからの留学生と一緒にお昼ご飯を食べているときに、僕はこう言いました。

「友達にザンビアの話をすると、

危険やHIVといったネガティブなことばかりを連想してしまう。

それが悲しくてしょうがないんだよ。

だからこそ、ザンビア風お好み焼きをきっかけに、

ザンビアの新たな一面を知ってほしいんだ!!」

そうすると、彼が言ったのです。

「そうなんだよ。ケニア人と聞くと、みんなマサイ族を連想する。飛んでみて、とか、ライオンを殺すの?とか、 マサイ族はケニアの一部でしかないのに、それがすべてみたいになっているんだよ」

“アフリカに対する偏ったイメージを変えたい”

お互いの想いが一致した瞬間でした。

そこから、あれやこれやとイベントの企画が始まり、 いつの間にか参加する留学生が20人を超えていました。

そして驚いたのは、その国籍の多様さ。 ケニア、ジンバブエ、ザンビア、モザンビーク、ボツワナ、南アフリカ、カメルーン、 合計7か国もの留学生がいたのです!

みんなで打ち合わせを重ね、 文化を象徴するものである“食”と“音楽”を五感で味わってもらうイベントとなりました。

そして、まさに企画内容が決まったとき、 「秋田元気プロジェクト~学生の自由な発想を応援します」 という文言を、またまた大学の食堂で見つけました。

なんと、あの大学が資金をくれるのです!学生がやりたいことを実現させてくれるのです!

すぐに飛びつきました。

申請締め切りは翌日でしたが、なんとか資料を作成し、一次審査を通過。 そして、その一週間後に二次審査のプレゼン。

パワポを入念に作り、会場へ。

ふたを開けてみると、なんと私たちの団体しか申請していなかったのです。

大学らしく厳粛な雰囲気の中でスタート。

理事と呼ばれる方々6人の前で、ケニア人と僕という図。

なかなかにシュールでしたが、無事採択されました。

驚いたのはその助成金額。

なんと、10万円まで補助してくれるとのこと。

無料でイベントを開くことに決めました。

早速、調理室と音楽ホールのある行政の施設を予約しに行きました。

そこでもまた、驚きが。

施設長の方にザンブリの紹介をして、イベントをやる目的を伝えると

「それなら利用料掛からないね」

これにはたまげました。

イベントを準備しているだけで、 私たちは幾度となく人の優しさに触れることになりました。

こんなに良くしてもらったら、 残されたのは、“GIVE”の精神しかありません。

お越しいただいた皆さんが存分に楽しんでもらえるよう、 全力で盛り上げに行きます。

それでは、会場でお会いしましょう!

 

12月9日(土)秋田×アフリカTIME

アフリカの本場料理と音楽を、五感を使って味わえる、

それもなんと、無料で。

秋田近郊にお住いの方は是非お気軽にお越しください。

(イベント詳細はカレンダーまたは画像をクリック)

そう、つまりはイベントの宣伝も兼ねた記事でした(笑)

今までもこのような“人のつながり”からお好み焼き出店、イベントの開催を行ってきました。しかしこのHPで紹介しておらず、こんな話があるのに僕だけが知っているのはもったいない!そう思ってブログにしました。今後も、イベントごとにつながりができた経緯を紹介していきたいと思っております。

今後も各地でこのような活動ができればと思っています。

一緒にイベントを開いてみたいという方は、お問い合わせまたは以下のアドレスまでご連絡ください。

avp@ifmsa.jp

(以上)


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